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アーカイブ:2017年 12月

フランス滞在制作14 七夕workshop

2017.12.31

7月6日七夕の前日、近隣の小学校へ赴き七夕の紙飾りと短冊を子ども達と一緒に作りアートセンターの竹に飾るというワークショップを行った。前にカードをプレゼントし合ったあの子ども達と。

 

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アートセンターのスタッフに日本の七夕の話をしたのがきっかけで私がワークショップを提案しヴァンサン達も快諾してくれた。

偶然にもセンター内に竹があったので近くの小学生達と折り紙で紙飾りと短冊を作ってそこに飾りつけることに。

 

どの飾りなら子どもでも作れそうかを調べるため夜な夜な紙の輪や貝、提灯、網の飾りを作ったり、何かに使えるかなと持ってきていた折り紙を短冊にしてスタッフにこんな風に願い事を書いて飾りますとプレゼンをした。このやり取りもめまぐるしい日々の中の束の間の気分転換になった。

 

 






6813D91A-683C-46A1-8936-9460399A7105教室に入るや否や子ども達は浴衣姿の私にとても興味を示してくれて、スタッフが子ども達に七夕の伝説について簡単に説明した後もスムーズに紙を切る作業を始めてくれました。

 

 

 

 

9D11AC80-D800-4B0C-9D49-719BDE8047EDフランス語が喋れない分なるべく均等に子ども達のテーブルを回り、上手く作れていない子には笑顔とジェスチャーで説明して、できたらC’est bon! と大きなリアクションで伝えると少し顔がこわばっていた子も笑顔に。

 

 

 

B961F218-BAEB-4622-BE8E-3577B168DBBF全員紙飾りと短冊を作ることができ、天候にも恵まれ無事みんなでセンターの竹に飾ることができた。

 

 

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ワークショップの後も女の子はギューと抱きついてきてくれたりずっと手を繋いできてくれたり、彼女の宝物であろうアナと雪の女王のエルサのペンダントをプレゼントしてくれたり、男の子も照れながらポケモンカードを渡してきてくれたり、みんな本当にピュアでいい子達だった。

 

30F1ECF4-0B8B-4E96-B6BE-3CFF769BE3FF女の子がくれたエルサのペンダント。

 

0DE82A3D-CB19-4721-ACB7-D7414DEEFEC2男の子がくれたフランスのポケモンカード。

 

ためになるようなワークショップではないけれど何か少しでも楽しい思い出として覚えていてくれたら嬉しいなと思った。

 

 

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フランス壁画制作13 Torcyの子ども達

2017.12.31

まだ壁画を描き始める前のこと。その日は午前中アトリエで作業をして午後にアートセンターへ立ち寄ると、センターのスタッフが私を見つけて白いカードの束を渡してくれた。
それは“Pour Ayako”と描かれた帯でまとめられた20枚以上の子ども達の絵だった。

 

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驚いて “これはどこの子ども達が描いてくれたの? ”と聞くと、“あなたが壁画を描いているところを見に今朝子ども達が小学校から来ていたのよ、みんなAyakoはどこ?って探していたわよ。” と言われて胸が痛くなった。

 

トルシーに来て間もない頃、センターの講師で子ども達とワークショップを行っているアーティストに来月の14日に君が壁画を描いているところに子ども達を連れて来てもいい?と聞かれ、私は 一応14日から壁画を描き始める予定だけどまだ確定してなくてスケジュールは変わるかもしれない、と答えた。

 

OK,分かった。と会話をして終わり、それからそのアーティストと会う機会がなく私も制作とレジデンス関連のやり取りに追われこの会話のことを忘れていた。そして壁画制作開始は諸々の事情で後ろ倒しになった。

 
センターに来ても私がいなかったので子ども達は私へ送るカードを描くことにしたらしい。

子ども達をがっかりさせてしまった事実にその日はとても落ち込んだ。取り急ぎそのアーティストにお詫びのメールを送り、子ども達にも絵のお礼をしなければと思い、持ってきているポストカードに “素敵な絵をありがとう!” と日本語とフランス語でメッセージを24人分書いてアーティストへ預けた。

 

 

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それから一週間後そのアーティストがこの前のポストカードを子ども達に渡したらとても喜んでいたことを教えてくれ、三角形の大きなカードを渡してくれた。

 

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子ども達の名前と“Merci Ayako”と書かれたそれを見てとても嬉しかったし安心した。
失敗したら、謝ればいい。という当たり前のことをしみじみと感じた出来事だった。

 

 

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フランス滞在制作12 ヴォー・ル・ヴィコント城

2017.12.28


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Château de Vaux-le-Vicomte  ヴォー・ル・ヴィコント城 はブランディから車で20分ほどのところにある17世紀のバロック様式の城。あのヴェルサイユ宮殿のモデルになった城としてフランスでは人気の観光地。

 

ルイ14世の財務担当ニコラ・フーケによって建築家ル・ヴォー、画家ル・ブラン、造園家ル・ノートルを招いて建設されたがあまりに出来が良い城を作ったことでルイ14世の機嫌を損ねてフーケは没落。その後ルイ14世はル・ヴォーら関わったメンバーをそのままヴェルサイユ宮殿の建設に従事させた。

 

 

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B25DFC6E-4D84-4C44-9CCB-8F27C2A957E3庭が眺められる吹き抜けの広間。空と大鳥の天井画と床には牡牛座のマークが付いたライン。特定の方角を示しているのかなと推測。

 

 

 

907EB141-E061-45FB-B4A8-E34BED2581895528279D-2595-45AB-BC3B-CA438372CE62馬車の展示部屋

 




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5A46D7ED-C1B6-44ED-85FC-D4ED882CCD71トイレと簡易的なお風呂?

 

 



 


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AC87A858-F282-4AC9-A695-E5D64852E0B8拘束された蝋人形。投獄部屋だろうか。

 

 

 

 

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EE246222-A87A-44F6-B862-876FEC9B62AC AB12F3EF-DB48-4007-9B2A-A1087E1C5892食堂には銅食器と食材(イノシシの剥製?)が。

 

 

663529FB-D4C0-4544-A270-9C71D9BE4D76造園家ル・ノートルの胸像。17世紀のフランス式庭園を確立させた。

 

 

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城からの庭の眺め。実際よりも広く見えるように高低差や角度など巧みに計算されている。

 

 

 

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93A1A63A-1C02-4715-B273-BA78BEFE2CCC庭の最奥に設置されたアトラスらしき黄金の巨像。これも城から眺めた時に庭が広く見える視覚効果のためここに設置されているらしい。

 

気持ちいい天気の中宮殿も庭園も満喫できた。

 

 

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フランス滞在制作11 Blandy-les-Tours散策

2017.12.26

アートセンターは日曜と月曜が休みでスタッフも来ていないので原則として壁画制作も日、月は休むことになっている。その休日を利用してBlandy-les-Tours ブランディ・レ・トゥール という郊外の町に連れて行ってもらった。

 

284B6023-15A1-474D-92FF-F60045BCE394トルシーから車で90分ほど。

 

 

3921E008-FE87-4718-A42A-14D7730EF55A途中のガソリンスタンドで隣の車に、犬。

 

395120D1-3D99-4AF2-8CE3-D148436233FC進むにつれて草原が広がって行く。

 

 

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ブランディ到着。町の真ん中にある赴き深い白壁の古城ブランディ・レ・トゥール城 。13世紀に建てられ数回の改築、修復を経た町のシンボル。

 

 

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お城の近くのクロディーヌという女性の屋敷に泊めて頂く。週末だけパリから通い屋敷の手入れをしているとのこと。

 

 

A9A39DF3-557E-4B29-BF43-3907AD3589C5到着するとジュリーも着いていてサプライズでプレゼントを渡してくれた。

 

22EED6F0-C450-4F5B-B17A-17B7D4022AB3ブランディのポストカードや薔薇のジャム、珍しい形のマカロンやヘーゼルナッツ入りのサラミなど。どれも美味しかった。

 

 

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中庭でクロディーヌの親戚も集まり珍しいワインとお手製の料理を頂く。

 

 

 

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日没後お城の前でコンサートイベントが行われていたのでみんなで見に行く。ジャニスジョップリンのようなハスキーなボーカルで演奏もとても上手かった。

 

 

コンサートを見た後はクロディーヌの屋敷で就寝。翌朝はヴァンサンとジュリーとChâteau de Vaux-le-Vicomte ヴォー=ル=ヴィコント城へ観光へ行き、午後に戻って再びクロディーヌと庭でランチを食べる。



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49E8748D-8E9F-4364-B891-3D9771B511FE ランチ後は芝生の上にマットを敷いてしばらくみんなで昼寝をした。ヴァンサンが私が壁画制作などで疲れているだろうからリラックスさせようとしてくれたようでその気持ちが有り難かった。

 

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マットに寝転びながらの眺め。青空と日差しが気持ち良くとてもリラックスできた。この光景をずっと忘れないでいたいなと思った。

 

 

少し昼寝をした後クロディーヌがよかったら町を案内するわと言ってくれたので2人で周辺を散策した。

17878686-E2C2-4FA5-9CD1-42B3966D3BB4お城の前の広場。昔の小麦を挽く道具が残されている。

 

141C25A8-B1DE-4E4D-ABA9-96544862625C94A96E53-BC03-4FB2-87FC-ED430DB6A7A7町もお城と似た色味の石造りの家が多く歴史を感じさせる。トルシーと似ているようでどこか違う。

 

2EDAAEA8-9B9D-4625-B57D-26E51DC76FBA昔の共同洗濯場跡。

 

 

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町の墓地。ヨーロッパの墓地はカラフルな花がたくさん手向けられていてデザインも可愛いものや面白いものが多い。

 

クロディーヌが第二次世界大戦中はここにもナチスがやってきて町の医者達が町を守るために和平交渉をして、その時の関係者もここに眠っているのよと教えてくれた。

 

 

82EB7BC1-9CBF-4DD3-8787-6299AB1A3DD1少し住宅地に戻ってくるとペタンク場があった。ペタンクとはこちらの伝統的な球技でトルシーにもアパート近くにペタン場があり子どもやお年寄りなど幅広い年齢層の人が遊んでいた。

 

 

81B1579E-3A1F-46B2-8651-D362E7C9AAB8 E7150AA8-C224-4C82-8BBE-892EF9A3D89F町の教会。

 

夕方頃屋敷に戻りクロディーヌにお別れとお礼を言ってヴァンサンとジュリーと車でトルシーへ戻った。

クロディーヌとその親戚達もとても気さくで親切だった。また遊びに来たいと思った。

 

 

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フランス滞在制作⑩ 壁画制作

2017.12.23

6月半ば、ようやく待ちに待った下地材が届き壁画制作スタート。用意してもらった足場を左右に動かしながらまず全体に塗装する。

 

 

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下地材を1日乾かしてベースカラーを全体に置く。色を置くとようやく自分の作品をここに描くんだと実感が湧いた。

 

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1年振りのヘルメット命綱スタイル。綾川町で壁画を描いていた時はまさか1年後フランスの空の下で同じようなスタイルで描くことになるとは夢にも思ってなかった。

涼しい部屋でスケッチしているより33℃の晴天の中で重くて仰々しいハーネスつけながら足場を這い回っている方が心が清々しく感じた。

 
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1082DD0E-9237-43FE-92B1-147BAA5A9FA8幸いにも制作開始してからしばらくは雨も降らず朝から日が暮れる21時頃まで順調に制作を進められた。

 

 

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夜アパートに帰るとチェリーがわざわざピザを焼いてお腹空いた時に食べなさいと持ってきてくれた。優しさが沁みる。

 

 

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1日の作業の終わりに全体の写真を撮り、夜帰宅後にパソコン上で下絵と比較して明日はどこをどのように描き進めるかを決めてから寝るので常に壁画のことを考えていた。

 

 

 
アパートとアートセンターの道には昔のお城を使った家がある。今住んでいる人も画家らしい。

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FAD3F81E-0912-4056-89AE-B08E3DE495C91日の制作を終えて家へ帰る時この円い姿が見えるとホッとする。薔薇の抜き型の門も素敵。

 

 

 

828A5778-839F-4DB8-961A-20C23F095F3A壁画制作5日目。通りかかる人達が Super!  C’est bon.  magnifique.など嬉しい言葉をかけてくれて私の作風もこちらの人達に受け入れてもらえているのかな、と安心した。まだまだここから。

 

 

 

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FA38D27A-B5CF-4B38-BB02-DC3A2FBF0718 A06AD804-D8B2-4CB4-A170-A196FE364A6F寒色と暖色のバランスが難しく描いては足場から降りて遠くまで離れて様子を見てまた足場を登るという動きを繰り返す。

 

 

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作業中は背中までぐるりと囲む重量のあるハーネスとヘルメットを装着していて少し移動するごとにカラビナを足場に付け替えて昇り降りするので、暑い日差しの中ではかなり体力を消耗する。

 

 

制作開始から1週間後遂に雨が降り次の日の朝も雨が止まず制作できなかった。アトリエでの作品制作など代わりにやるべき作業はたくさんあるのでそれをすればいいだけなのだけど、それでも気持ちが焦ってしまう。
作業が出来る日数のうちあとどれだけ雨が降るのか考えると不安になる。

 

 

 
疲れもだいぶ蓄積してきている。フランスに来てから日本食もお米も全く恋しくはならないがアパートはシャワーだけなので湯船だけが恋しくなる。

帰国したらゆっくり湯船に浸かりたい。

 

 

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名前がよく分からないけど美味しそうだったハード系とflanとcitronケーキを買った。合計8ユーロ。

 

 

 



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制作の合間に英文の提出書類や資料を作ったりするので現地でのやり取りで精一杯でSNSやブログを書く余裕はなかった。今までのアーティストとしての経験とコミュニケーション能力の総決算な毎日で、自分の限界と可能性、両方を感じて容赦無く揺さぶられる。

 

 

 

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描いては色を重ねてを繰り返しイメージへ近づけていく。壁画の川から空へ変わる部分のマチエールが我ながら夢みたいに美しいなと思った。

 

 

2E1509AB-18B4-4D9C-AC12-96D9ADDF93CE日没前、壁画左端の白鳥と飛行機雲。
トルシーの空は常に飛行機雲が白糸を引いている。

 

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壁画完成披露の予定日がどんどん近づいてくる。頭の中のイメージにはまだ少し遠い。もっと粘れる、もっと良くできる。

 

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フランス滞在制作⑨ ヴァル・ド・マルヌ県現代美術館とグラフィティアートエリア

2017.12.22

壁画制作開始前にジュリーがパリの家での食事に招いてくれた。ジュリー手作りのフランスの家庭料理はどれもとても美味しかった。

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娘さんとその友達とも日本のアニメの話で盛り上がる。若者はみんな日本のアニメが好きなんだなと感心する。そのまま夜はジュリー宅に泊まらせてもらい、翌朝には面白いグラフィティアートがたくさんあるエリアへ連れて行ってもらった。

 

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ここの地区は行政が公的にアーティストに描いてもらっていると教えてもらった。多種多様なテイストとサイズの絵が至る所に描かれていた。

 

 

 

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ポストにも。

 

 


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大きなエミューのような鳥の絵。これはセンスも密度も好きだった。

 

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8E3310D0-BB58-48DE-B532-F397F86374EA街の道路にあった薬物の注射を回収する箱。フランスで初めて見た。

 
その後は近くのヴァル=ド=マルヌ県現代美術館にも連れて行ってもらった。

 

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AC0D5DAF-A0ED-4F0B-99A4-1F2CFB011E17館内のサイネージも面白いデザイン。
BBC64CF3-70B1-4D1C-A498-721CB830FA15勧められたキャロットジュースを飲んで休憩。スッキリしていて美味しい。

 

 

 

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企画展では移民や他者との問題をテーマにした作品が多く面白い作品も多かった。

 

美術館からの帰りに通った劇場前ではパフォーマンスの公開リハーサルのようなものをやっていた。

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海外からはあまり知られていない面白いスポットに連れて行ってもらえてとても楽しかった。

 

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フランス滞在制作⑧ Torcyの優しい人々

2017.12.21

トルシー到着翌日、アートセンターからアパートに帰るとアパートの住人達が中庭でランチを始めていてそこに招いてもらった。多分ヴァンサンが私を皆さんに紹介するために声をかけてくれたのだと思う。

 

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48D5162E-4DB6-4EBD-9CC2-7578753BBA01みなさん明るくて好意的に話しかけてくれる。まだ顔と名前が覚えられないけれど早く覚えたいと思った。上手く言葉が出てこない時は出されたものを美味しそうに食べることがせめてものお返しだと思いついたくさん食べてしまう。それを見た皆さんも私がそれを好きなんだと思いもっと食べなさいと勧めてくれるのでさらに食べ過ぎてしまう。

 

 

 

それからもご近所の皆さんは頻繁にガーデンパーティーやランチをしていていつも気さくに誘ってくれた。

97D94FAD-EE1F-4437-8802-15E9DB1E0285 1CC92983-0042-41F6-AD1B-40DFA0DCB36A夜アパートに帰るとアパート内のピザオーブンを使ってピザパーティーが行われていた。夜遅くまで近所の子ども達が楽しそうに中庭や建物内を探検していた。

 

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アパートの大家さんをしているチェリーは強面だけどとても親切で何か困ったことはないかといつも気にかけてくれる。アパートのアトリエから自分の部屋に戻る時に声をかけてくれて中庭のテラスでマルレーネとお茶。
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マルレーネが自分が持っている日本の漫画を持ってきて見せてくれた。

 

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フランスで人気のペットは何かという話題になり動物の絵を描き合うことに。

 

 

フランス語も話せず英語も辿々しい私と話すのはなかなか疲れると思うけど、私が言葉に詰まっても皆さん顔色を変えず頑張って理解しようとしてくれる。

 

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アパートのご近所さんの知り合いを読んでライブパーティーなども行われた。ここのご近所さん達はとても仲が良いと思う。

 

 

 

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マルレーネの飼い猫のシェリー。

 

 

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音楽家のフランクがフランスの美味しいフレーバー紅茶があるから飲んでみてとわざわざ持ってきてくれた。

 

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アトリエの部屋で夜でも作業できるようにチェリーとリオネルが自分達の投光器を設置してくれた。

 

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リオネルがくれたパリのお土産らしきアクリル絵。

 

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日本語を勉強している学生達がアトリエに見学に来た。みんな日本のアニメや漫画が好きで私よりも断然詳しかった。

 

 

 

トルシーに来て1週間後アートセンターに通う子ども達の展覧会のVernissage(オープニングパーティー)があり、そこにトルシー市長も来て私のことも紹介するとのことだったので作品浴衣を着て参加しました。

 

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ヴァンサンと通訳スタッフのシャドとブランドンと。

今までパリ、香港、アルメニアでの展覧会やアートフェアでもこの浴衣にとても助けてもらった。

現地の皆さんはいつも予想以上に喜んでくれるし、浴衣だと初対面の人達も笑顔で接してくれる感じがあり、距離感を始めから縮めることができる。
改めて4年前に“ARTゆかた10”の企画制作をしてくださった髙島屋さんと関係者の方々に感謝したい。

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アートセンターでは色々なグループがバーベキューをしたりお茶会を開いたりしていて、皆さん気さくにあなたも一緒に食べましょうと誘ってくれる。

 

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アートセンターの責任者の方と。

 

 

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皆さん本当に親切で、この人達に喜んでもらえるような作品を残したいと心から思った。

 

 


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20AA3860-6F76-413C-94E7-B9B266169FC8スタッフさんから日本の漢字を教えてほしいと言われたので水彩絵の具を使って習字風に書いた漢字を持っていくと、私の紹介文などと一緒にセンター内のカフェに貼ってくれた。

 

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通訳スタッフのシャドが自分の名前を漢字で書くとどうなるのと聞いてきたので2パターンの当て字を考えて渡すと喜んでもらえた。

 

 

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フランス滞在制作⑦ アトリエでの作品制作

2017.12.17

壁画の構想を進めるのと同時にアトリエでの作品制作も進めていた。

 

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自由に制作していいけれど制作した作品は日本に持って帰るので大きなサイズは作れず、普段使っている油絵具は乾くのが遅いのでアクリル絵具と水彩画で制作することに。

 

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トルシーを散策し住民の人達と交流していく中で撮り溜めた写真やスケッチを元にアトリエに篭って作品の構想を練るがなかなか進まずに焦る。外はとてもいい天気。



7EBF5C72-A95A-4674-96E3-D559A87F1DD5 トルシー到着翌日に買いに行ったブーランジェリーが数日後行くと閉店していて、一週間もしないうちに新しいブーランジェリーがオープンしていた。明日の分もたくさん買って合計7ユーロ。

 

E07EF673-4C3D-4946-87F1-87268D4D3E48サーモンサンドをアトリエのバルコニーで食べる。
どんなに素敵な土地に来ても日本の自宅にいても作品の産みの苦しみは変わらないなと実感する。

 

 

トルシーの公園を散策していたら池に鳩の亡骸が静かに浮かび揺らいでいた。

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物悲しくグロテスクなものを見ているような、美しく崇高な物を見ているような何とも言えない心境になりしばらく目が離せなくなった。まるでオフィーリアのようだと思った。このインパクトを作品にしたい、と思った。

 

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画用紙に水彩画でスケッチする。

 

 

トルシーではスズメもカラスもほぼ見ないが代わりに白と青みがかった黒の尾が長い鳥をよく見る。

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調べるとそれはカササギで鳴き声がうるさく物を盗んで飛び去っていったりするのでこちらではあまり好まれない鳥とのことだったので、壁画ではカササギ以外でトルシーで印象深い白鳥やアヒルのシルエットを使うことにした。

 

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先入観なく綺麗なフォルムと羽根の鳥だなと思っていたのでカササギも何か作品にできないかなと思案する。

 

 

 

E02EE148-6714-4DBB-B6BF-CC7D627BF398初夏のトルシーの街中は薔薇が咲き乱れていて鮮やかな薔薇越しの澄んだ青空のイメージが強くて、それだけなら日本にもあるありふれた景色だけれどとりあえず素直に描いてみようと思った。

 

 

 

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壁板にキャンバス布を貼り付け特に構図を決めず描き始める。手を動かし始めるとそれまで構想段階でモヤモヤしていた気持ちがやっと少し楽になった。

 

 

 

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レジデンス関係者に町の図書館に連れて行ってもらいこちらで流行っているCDを制作中に聴くため大量に借りる。カウンターにはポケモンや日本のゲームのキャラクターが。

 

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DVDコーナーには色々な洋画に混じって大好きなカウボーイビバップの映画版が並んでいてとっさに借りた。

 
必死に考え続けていても作品という形にして外に出していないと側から見たら休んでいるように見られるのは仕方ないけどやるせない。
その分考え続けたことをドバッと作品にして出せばいいだけのことだと自分に言い聞かせる。

 

FFC81AD4-3A0B-4675-83B1-77B43E3AEA12この季節のトルシーは夜10時頃に夕焼け空になる。アトリエから見た雨上がりの夕焼けがとても美しかった。

 

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この時の空気感や色彩をストレートに作品にしたいと思い、新たにキャンバス布を壁板に貼り付け描き始めた。

 

 

同じアパートに住む男の子が天使のように可愛くだんだん私のことも覚えてくれ、ある日アートセンターから帰るとアパートの人達が中庭に集まっていて今日はこの子の2歳の誕生日なんだよと教えてくれたので、取り急ぎ私の花の作品のポストカードにお誕生日おめでとうと日本語とフランス語で書いてその子に渡すと喜んで受け取ってくれた。

 

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そのやり取りなどにとても癒されたのでその子のお母さんに絵のモデルにしていいかと相談したら快諾してくださった。

 

04A28C88-EACF-4409-9F5C-847B513FD227夜は投光器を借りて制作。
壁画制作がスタートしてからはそちらにかかりきりになると思うのでそれまでにアトリエでの制作をある程度形にしなければと常に心が追われていた。

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アパートのポストを開けると日本からエアメールが。

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香川でお世話になった方から京都土産のお守りとお手紙。少し涙腺が緩んだ。

 

今できることを精一杯すればいい。焦らず急ごうと改めて自分に言い聞かせた。

 

 

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フランス滞在制作⑥ 壁画のための構想

2017.12.15

6月に入ってからアパート敷地内の素敵なスペースをアトリエとして提供して頂きました。大きな窓とステンドグラスがとても素敵。屋根裏部屋もあります。

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屋根裏へと続く階段。実は手すりは途中から壁にペンキで描かれていてトリックアートのようになっている。

 

 

アートセンターのスタッフさんとアパートのご近所さんがアトリエとして使えるようパネルを設置してくださりました。

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皆さんとても親切でこんないいスペース用意してもらったら必死で作品作らないといけないなと思った。
アーティストは作品で返すしかない。

 

渡航前に香川県綾川町での壮行会で皆さんが書いてくれた横断幕もアトリエに飾りました。

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疲れたらこれを眺めて気持ちを奮い起たしていた。

 

 

壁画はアートセンターとの打ち合わせで6月中旬から制作スタートする予定。それまでにどんな壁画を描くのかイメージ図も作り市役所の文化事業部にプレゼンをして制作の承諾を貰う必要がある。何を描くかは実際の壁面と周囲の環境を見て一から考えたかったのでトルシーに到着して町を散策したり住民の人達と交流する中で少しずつ考えていった。

町の皆さんに「トルシーはどんな町ですか?」と聞くと「うーん、何もないね!笑」とよく返ってくる。ここはパリで働く人のベッドタウンのような町で確かに特徴的な場所や名物などはない。
でも何もないところに何かを見出すことはアーティストの得意とするところのはず。

 

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あなたは1番良い季節にフランスに来たわね。ともよく言われた通り晴れの日が多く、とても気持ちいい青空にはよく飛行機がかかっている。CDGが近いからだろうか。

 

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トルシーには公園や野原と池が多く鳥のさえずりもよく聞こえる。

 

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豊かな緑、静かな湖と川、常に聞こえる鳥のさえずり、そしてゆっくりと流れる時間と人々の営み。

 

メインのイメージモチーフが鳥、空、川、そしてその中で暮らす人々 に徐々に絞られてきた。

色は空と水の青と、周りの草木や土の色と一体感がでるように緑色とオレンジ色をメインに。

 

8A60518B-D93D-4809-9653-E0CB9DCF5F50イメージを作るためのスケッチ。

 

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アートセンターの庭でのスケッチ中子どもギター教室が行われていてイエローサブマリンやコンドルは飛んでいくなどを聴きながら木の葉がキラキラ光り揺れるのを眺める。トルシーの穏やかな午後。

 

 
私は壁画制作はその場所とのコラボレーションだと思っていてその場所の持ち主、その場所を使う人達に受け入れてもらえることに重きを置いている。それらと自分の作品性を合わせることでそれまでにない自分の新しい引き出しを開けることができるのがとても尊い経験だと思っている。

今回もあのアートセンターの空間を愛する人達に受け入れてもらえることを最も大事にしたかったので、壁画の構図も1つ構想するのではなく3パターン考えてその中から選んでもらうことにした。

 

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パソコン上で壁面の画像の上に色やモチーフを重ねて構図を決めていく。

 

スタッフや市役所の人により熱意が伝わるように水彩画で壁面の10分の1スケールの下絵も描くことにした。これがかなり大変だった。

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下絵を一度スタッフに見せる約束の前日になっても出来上がらず夜通し描くことに。アトリエスペースは夜はかなり暗くなってしまうのでアパートまで絵具を持ち帰って描き続けた。キッチンに持ち帰って描き続けた。朦朧としてきてここがフランスだということを忘れそうになる。

 

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スタッフに見せるとちゃんと壁画について真剣に構想していることは伝わったようで安心してくれているようだった。そこから市役所の人に見せるまでの間も色々とイメージを追加したり整理したりした。

 

46A02100-5590-4F76-910D-1DF409319569第1案は太陽と木の下で遊ぶ子ども達が持つボールが光になり魚、鳥へと変化していくイメージ。

 

4C058DB6-4ED9-4085-8178-0C267960B69C第2案は木の下で親子がシャボン玉を飛ばしたものが魚、鳥へと変わっていくイメージ。

 

 

45C2E5D2-D4FD-4181-9A84-0701E7EE124E第3案は大きな木の下に光の川が真ん中で鳥鳥と魚に分かれて広がっていくイメージ。

 

 

6月半ばに市役所で壁画のプレゼンを行う。私としては第2案が1番バランスがいいかなと思っていたが、反応は市役所の人もアートセンターのスタッフも第3案がいいとのことだった。自分では意外だったけれどこういうこともあるのでやはり3パターン作ってよかったと思った。

 

 

大事なプレゼンが無事終わり万事上手く行きそうなのでやっと気持ちが楽になり近くのブーランジェリーで買ったティラミスをアパートのベランダで食べた。

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あとは発注した壁画用の下地材が届くのを待つだけ。
いつの間にか慣れてしまっていた綺麗な景色がいつも以上に優しく見えた。

 

 

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フランス滞在制作⑤ Noisiel散策

2017.12.14


トルシーの隣町のNoisiel ノワジエル には大きなチョコレート工場があるよと聞き町の散策も兼ねて歩いて向かった。

 

途中で小さな教会を発見。

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男の子が犬を散歩していた。

 

 

しばらく歩くと大きな工場らしき敷地に到着。

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チャーリーとチョコレート工場的な何かを期待していたらとても整然とした門構えのネスレ(Nestlé)の工場だった。年に一度だけ中に入れるらしい。

 

後日工場の裏手に回ってみると工場創業時のレンガ造りの建物が見れた。

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4C35D4BE-CF8A-4772-B9AC-21B7D74FB0F3最盛期には多くの人が働き材料をトロッコでこの橋から運び入れていたらしい。現在は製造ではなく事務作業をメインに稼働しているとのこと。

 


EFABF57D-9694-4C01-9468-A054F674579E川沿いを歩いていると白鳥がのんびり泳いでいた。

 

 

工場の横に広そうな公園があったので入ると思った以上に大きな敷地だった。

 

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“昆虫のホテル” と書かれている。どんな昆虫用に作られているのだろう。
公園から出るとChateau de Vincennesというルイ15世時代の城が見学できると書いている看板を発見し、行ってみると予想以上に趣き深いお城で小さなで小さなベルサイユ宮殿の様だった。

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城内には当時のドレスも展示してあり美しかった。

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ノワジエル市役所の建物もレンガ造りで素敵だった。

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毎週火曜にはマルシェが行われていてとても賑わう。

 


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E6735252-11FC-4199-A77A-24362F99D21A野菜や果物は町のスーパーで買うよりかなり安い。滞在中はマルシェでまとめ買いをして自炊していたので食費はあまりかからなかった。

 

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トルシーとの間ぐらいにある塔のような大きな建物。

 

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