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マリンバとのコラボレーションコンサート

2018.05.27

先月末「吉岡孝悦プロデュース〈展覧会のマリンバ〉」に参加させて頂きました。

 

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様々なジャンルのアーティスト6名の代表作6点に曲を作り作品イメージが投影される中で演奏してもらう面白い形式のコンサート。会場内には実物の作品も展示されました。

 

今回のようなコラボレーション企画に参加するのは初めてでしたが、終演後ご来場頂いた皆さんに面白かったと言って頂けてとても安心しました。

私も作品に曲を作って頂くことで完結していたそれぞれのイメージが新たに広がり、自分の作品に対してまた新鮮な気持ちを持てたりとても貴重な経験ができました。

 

 

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これからも機会があれば新しいことや他ジャンルとのコラボなどやっていきたいと思います。

貴重な連休中にご来場くださった皆様、誠にありがとうございました。

 

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マリンバと美術のコラボレーションコンサートに参加します

2018.04.05

  1. 世界的なマリンバ奏者吉岡孝悦が様々な美術家の作品から曲を作り演奏するコラボレーションコンサートに参加いたします。作品イメージが投影される中披露される新しいスタイルのコンサートを是非お楽しみください。ホール内では参加アーティストの作品を展示、無料鑑賞できます。アーティストも全日来場する予定です。

 

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「吉岡孝悦プロデュース〈展覧会のマリンバ〉」

日時:4月28日(土)4月29日(日)4月30日(月・祝)

・展示会:11:00〜15:00 入場無料
※客席準備のため15:00〜15:30まで会場を閉鎖します

・コラボレーションコンサート
(入場料 前売:3,000円 当日:3,500円)
開場:15:30
開演:16:00

・交流会:18:00 参加無料(ドリンク・菓子付)

会場:絵本塾ホール(東京都新宿区若葉1-22-16 ASTYビル地階)
ウェブサイト http://ehonjuku-hall.com

会場へのアクセス:各線四ツ谷駅から徒歩12分

 

※コンサートチケットの予約は下記電話またはinfo@fujimotoayako.comへメールにて氏名、来場日、チケット枚数をご連絡ください。

お問い合わせ:スーパーマリンバプロジェクト 090-2768-6386

フランス滞在制作15 銅版画制作

2018.01.03

壁画とアトリエでの自由制作の他にアートセンターの版画アトリエの設備を使い銅版画も制作することになった。

銅版画は10年以上前にほんの少しやったことがあるだけで技術的にはほぼ初心者なので、果たしてちゃんと作品として出せるものが短い時間で制作できるのか不安はあったが関係者に一から教えてもらい、徐々に作りたい銅版画作品のイメージも固めていった。

 

 

 

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61F00C01-F003-49FA-A4F8-387F0639B60E練習用に初めて作ったエッチング作品。思うように銅板に線を刻めず難しい。

 

 

 

 

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銅を腐食させる工程を教わる。樹脂の粉で部分的にコーティングして酸につけて洗浄し、コーティングする部分を変えまた酸に付けるのを繰り返し段階的に腐食させて色調を作っていく。

 

 

6A1C38B2-1855-43C6-BBC8-DCE80E6EE8CC01F878D5-42C4-4DAC-B024-FB6FD7C98CAB最初は綺麗に線がでなかったり予期せぬ傷が付いてしまっていた。それを修正してインクの色を変え何度も刷り続けていくとようやく作品として出せるものを刷ることができた。技術は未熟でもこの場でしか作れない作品が作り出せるよう時間ギリギリまで制作した。

 

 

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明けましておめでとうございます

2018.01.01


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明けましておめでとうございます。
昨年はフランスでの滞在制作で自分の限界と可能性両方を感じることができ少しだけ成長することができました。

他にも金沢21世紀美術館での大作展示に個展などとても充実した1年にすることが出来ました。

それもあり今年は次のステージへ進むためには何を目標にするのか、どういう作品を作っていきたいのかを腰を据えてじっくり考え直す時間を持ちたいと思っています。

とは言えすでに国内と国外で作品を発表する機会を色々頂いているので、その都度自分が1番好きだと思える作品を作っていきたいです。

これからも作家として人として成長できるよう精進して参りますので、機会があれば是非画像ではなく実物の作品をご覧頂きたく思います。

私も様々な人の様々な作品を観て聴いてたくさん心を動かしたいです。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2018年1月1日

藤本絢子  Ayako FUJIMOTO

 

(画像は12年前に描いたエリザベスカラーを付けた愛犬の油彩画です。)

 

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フランス滞在制作14 七夕workshop

2017.12.31

7月6日七夕の前日、近隣の小学校へ赴き七夕の紙飾りと短冊を子ども達と一緒に作りアートセンターの竹に飾るというワークショップを行った。前にカードをプレゼントし合ったあの子ども達と。

 

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アートセンターのスタッフに日本の七夕の話をしたのがきっかけで私がワークショップを提案しヴァンサン達も快諾してくれた。

偶然にもセンター内に竹があったので近くの小学生達と折り紙で紙飾りと短冊を作ってそこに飾りつけることに。

 

どの飾りなら子どもでも作れそうかを調べるため夜な夜な紙の輪や貝、提灯、網の飾りを作ったり、何かに使えるかなと持ってきていた折り紙を短冊にしてスタッフにこんな風に願い事を書いて飾りますとプレゼンをした。このやり取りもめまぐるしい日々の中の束の間の気分転換になった。

 

 






6813D91A-683C-46A1-8936-9460399A7105教室に入るや否や子ども達は浴衣姿の私にとても興味を示してくれて、スタッフが子ども達に七夕の伝説について簡単に説明した後もスムーズに紙を切る作業を始めてくれました。

 

 

 

 

9D11AC80-D800-4B0C-9D49-719BDE8047EDフランス語が喋れない分なるべく均等に子ども達のテーブルを回り、上手く作れていない子には笑顔とジェスチャーで説明して、できたらC’est bon! と大きなリアクションで伝えると少し顔がこわばっていた子も笑顔に。

 

 

 

B961F218-BAEB-4622-BE8E-3577B168DBBF全員紙飾りと短冊を作ることができ、天候にも恵まれ無事みんなでセンターの竹に飾ることができた。

 

 

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ワークショップの後も女の子はギューと抱きついてきてくれたりずっと手を繋いできてくれたり、彼女の宝物であろうアナと雪の女王のエルサのペンダントをプレゼントしてくれたり、男の子も照れながらポケモンカードを渡してきてくれたり、みんな本当にピュアでいい子達だった。

 

30F1ECF4-0B8B-4E96-B6BE-3CFF769BE3FF女の子がくれたエルサのペンダント。

 

0DE82A3D-CB19-4721-ACB7-D7414DEEFEC2男の子がくれたフランスのポケモンカード。

 

ためになるようなワークショップではないけれど何か少しでも楽しい思い出として覚えていてくれたら嬉しいなと思った。

 

 

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フランス滞在制作⑧ Torcyの優しい人々

2017.12.21

トルシー到着翌日、アートセンターからアパートに帰るとアパートの住人達が中庭でランチを始めていてそこに招いてもらった。多分ヴァンサンが私を皆さんに紹介するために声をかけてくれたのだと思う。

 

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48D5162E-4DB6-4EBD-9CC2-7578753BBA01みなさん明るくて好意的に話しかけてくれる。まだ顔と名前が覚えられないけれど早く覚えたいと思った。上手く言葉が出てこない時は出されたものを美味しそうに食べることがせめてものお返しだと思いついたくさん食べてしまう。それを見た皆さんも私がそれを好きなんだと思いもっと食べなさいと勧めてくれるのでさらに食べ過ぎてしまう。

 

 

 

それからもご近所の皆さんは頻繁にガーデンパーティーやランチをしていていつも気さくに誘ってくれた。

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アパートの大家さんをしているチェリーは強面だけどとても親切で何か困ったことはないかといつも気にかけてくれる。アパートのアトリエから自分の部屋に戻る時に声をかけてくれて中庭のテラスでマルレーネとお茶。
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マルレーネが自分が持っている日本の漫画を持ってきて見せてくれた。

 

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フランスで人気のペットは何かという話題になり動物の絵を描き合うことに。

 

 

フランス語も話せず英語も辿々しい私と話すのはなかなか疲れると思うけど、私が言葉に詰まっても皆さん顔色を変えず頑張って理解しようとしてくれる。

 

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アパートのご近所さんの知り合いを読んでライブパーティーなども行われた。ここのご近所さん達はとても仲が良いと思う。

 

 

 

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マルレーネの飼い猫のシェリー。

 

 

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音楽家のフランクがフランスの美味しいフレーバー紅茶があるから飲んでみてとわざわざ持ってきてくれた。

 

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アトリエの部屋で夜でも作業できるようにチェリーとリオネルが自分達の投光器を設置してくれた。

 

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リオネルがくれたパリのお土産らしきアクリル絵。

 

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日本語を勉強している学生達がアトリエに見学に来た。みんな日本のアニメや漫画が好きで私よりも断然詳しかった。

 

 

 

トルシーに来て1週間後アートセンターに通う子ども達の展覧会のVernissage(オープニングパーティー)があり、そこにトルシー市長も来て私のことも紹介するとのことだったので作品浴衣を着て参加しました。

 

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ヴァンサンと通訳スタッフのシャドとブランドンと。

今までパリ、香港、アルメニアでの展覧会やアートフェアでもこの浴衣にとても助けてもらった。

現地の皆さんはいつも予想以上に喜んでくれるし、浴衣だと初対面の人達も笑顔で接してくれる感じがあり、距離感を始めから縮めることができる。
改めて4年前に“ARTゆかた10”の企画制作をしてくださった髙島屋さんと関係者の方々に感謝したい。

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アートセンターでは色々なグループがバーベキューをしたりお茶会を開いたりしていて、皆さん気さくにあなたも一緒に食べましょうと誘ってくれる。

 

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アートセンターの責任者の方と。

 

 

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皆さん本当に親切で、この人達に喜んでもらえるような作品を残したいと心から思った。

 

 


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20AA3860-6F76-413C-94E7-B9B266169FC8スタッフさんから日本の漢字を教えてほしいと言われたので水彩絵の具を使って習字風に書いた漢字を持っていくと、私の紹介文などと一緒にセンター内のカフェに貼ってくれた。

 

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通訳スタッフのシャドが自分の名前を漢字で書くとどうなるのと聞いてきたので2パターンの当て字を考えて渡すと喜んでもらえた。

 

 

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フランス滞在制作⑦ アトリエでの作品制作

2017.12.17

壁画の構想を進めるのと同時にアトリエでの作品制作も進めていた。

 

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自由に制作していいけれど制作した作品は日本に持って帰るので大きなサイズは作れず、普段使っている油絵具は乾くのが遅いのでアクリル絵具と水彩画で制作することに。

 

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トルシーを散策し住民の人達と交流していく中で撮り溜めた写真やスケッチを元にアトリエに篭って作品の構想を練るがなかなか進まずに焦る。外はとてもいい天気。



7EBF5C72-A95A-4674-96E3-D559A87F1DD5 トルシー到着翌日に買いに行ったブーランジェリーが数日後行くと閉店していて、一週間もしないうちに新しいブーランジェリーがオープンしていた。明日の分もたくさん買って合計7ユーロ。

 

E07EF673-4C3D-4946-87F1-87268D4D3E48サーモンサンドをアトリエのバルコニーで食べる。
どんなに素敵な土地に来ても日本の自宅にいても作品の産みの苦しみは変わらないなと実感する。

 

 

トルシーの公園を散策していたら池に鳩の亡骸が静かに浮かび揺らいでいた。

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物悲しくグロテスクなものを見ているような、美しく崇高な物を見ているような何とも言えない心境になりしばらく目が離せなくなった。まるでオフィーリアのようだと思った。このインパクトを作品にしたい、と思った。

 

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画用紙に水彩画でスケッチする。

 

 

トルシーではスズメもカラスもほぼ見ないが代わりに白と青みがかった黒の尾が長い鳥をよく見る。

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調べるとそれはカササギで鳴き声がうるさく物を盗んで飛び去っていったりするのでこちらではあまり好まれない鳥とのことだったので、壁画ではカササギ以外でトルシーで印象深い白鳥やアヒルのシルエットを使うことにした。

 

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先入観なく綺麗なフォルムと羽根の鳥だなと思っていたのでカササギも何か作品にできないかなと思案する。

 

 

 

E02EE148-6714-4DBB-B6BF-CC7D627BF398初夏のトルシーの街中は薔薇が咲き乱れていて鮮やかな薔薇越しの澄んだ青空のイメージが強くて、それだけなら日本にもあるありふれた景色だけれどとりあえず素直に描いてみようと思った。

 

 

 

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壁板にキャンバス布を貼り付け特に構図を決めず描き始める。手を動かし始めるとそれまで構想段階でモヤモヤしていた気持ちがやっと少し楽になった。

 

 

 

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レジデンス関係者に町の図書館に連れて行ってもらいこちらで流行っているCDを制作中に聴くため大量に借りる。カウンターにはポケモンや日本のゲームのキャラクターが。

 

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DVDコーナーには色々な洋画に混じって大好きなカウボーイビバップの映画版が並んでいてとっさに借りた。

 
必死に考え続けていても作品という形にして外に出していないと側から見たら休んでいるように見られるのは仕方ないけどやるせない。
その分考え続けたことをドバッと作品にして出せばいいだけのことだと自分に言い聞かせる。

 

FFC81AD4-3A0B-4675-83B1-77B43E3AEA12この季節のトルシーは夜10時頃に夕焼け空になる。アトリエから見た雨上がりの夕焼けがとても美しかった。

 

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この時の空気感や色彩をストレートに作品にしたいと思い、新たにキャンバス布を壁板に貼り付け描き始めた。

 

 

同じアパートに住む男の子が天使のように可愛くだんだん私のことも覚えてくれ、ある日アートセンターから帰るとアパートの人達が中庭に集まっていて今日はこの子の2歳の誕生日なんだよと教えてくれたので、取り急ぎ私の花の作品のポストカードにお誕生日おめでとうと日本語とフランス語で書いてその子に渡すと喜んで受け取ってくれた。

 

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そのやり取りなどにとても癒されたのでその子のお母さんに絵のモデルにしていいかと相談したら快諾してくださった。

 

04A28C88-EACF-4409-9F5C-847B513FD227夜は投光器を借りて制作。
壁画制作がスタートしてからはそちらにかかりきりになると思うのでそれまでにアトリエでの制作をある程度形にしなければと常に心が追われていた。

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アパートのポストを開けると日本からエアメールが。

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香川でお世話になった方から京都土産のお守りとお手紙。少し涙腺が緩んだ。

 

今できることを精一杯すればいい。焦らず急ごうと改めて自分に言い聞かせた。

 

 

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フランス滞在制作④ Paris散策

2017.12.12

トルシー到着から間もない頃パリにいるレジデンス関係者に挨拶へ行きました。

 

 

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レジデンス滞在中身回りのことなども色々サポートしてくださるセンターのアートディレクター ヴァンサンにパリまでの乗り方を教えてもらいながらパリへ。パリは2014年のグループ展で訪れて以来。

 

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今まで旅行や展示で6回程来ていて市内の主要美術館や観光スポットは一通り回ったので色々と懐かしさを感じる。

 

挨拶の後ヴァンサンとパリに住むデザイナーのジュリーと3人でセーヌ川沿いを歩いて目の前に現れる様々なパリの名所を説明してもらう。

 

FFC87598-5D91-4340-817D-E43DAF334911BBDC0074-FF88-4C35-8AEC-FDFDBE44180Dノートルダム大聖堂。何度でも行きたい美しさ。3年前には屋上のキマイラ回廊にも登った。

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エッフェル塔。登ったこともあるけど夜に遠くから眺めるシャンパンフラッシュタイムが好きだった。

 

 

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4925464A-83CA-43C4-820B-1649898CCF08“高知のゆずヨーグルト” という味ができていてビックリ。

 

 

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その後もセーヌ川沿いを歩いて途中でレモネードを飲んで休憩した。

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隣りで細い煙草を吸うジュリーがかっこよかった。まさにパリジェンヌ。

 

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2AA6AA82-D187-440C-B367-EFF9F3B2ED18フロート植物園やルーブルから美大への透明の橋など知らないものが沢山あった。民族博物館の植物の壁はヴァンサンもお気に入りらしかった。

 

ヴァンサンは英語が出来ないので説明しようとするたび立ち止まって慣れないgoogle翻訳に打ち込み必死に伝えようとしてくれるので何だか申し訳なかったけど、その優しさが嬉しかった。

 

 

パレドトーキョーまで行くと横の高そうなレストランへ入ろうとしたら週末で満席で入れず、ジュリーが美術館のスタッフへ近くにお店はないかと聞いてくれて近くのオープンカフェでワインとラビオリを頼む。


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そこでジュリーは途中寄ったギャラリーで買った物を見せてくれて、ルーレットのような仕掛けのあるカードをここに書かれていることが読めたらあげるわとプレゼントしてくれた。

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直訳では「私はあなたに良い食欲を望みます」つまり 「どうぞ召し上がれ」くらいのニュアンスだと推測。私はあなたに〜を望む、に当てはまる言葉の部分がルーレットになっている。

私はタブレットで自分の作品画像などを見せるとジュリーは興味深く観てくれた。

 

 

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夜9時くらいに電車でトルシーへ向かった。この時期のフランスは9時を回ってもまだ明るい。

 

 

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フランス滞在制作③ Torcy散策

2017.12.11

フランスに到着してからの1週間はトルシーがどんな町かを知るため町中を歩き回りました。

 

 

 

 

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FA4EB126-9999-4E5B-A3ED-FB557FDBA0DFトルシーはパリから東へRERで40分ほどの小さなのんびりとした町。白い壁の趣き深い家が並び薔薇が至る所に咲いている。

 

 

CC37F3D6-63DF-4E67-8080-0511B9BE4158Torcyの夜明けの空。どこからともなくパンを焼く甘い匂いが流れてくる。

 

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アパートからすぐ近くのブーランジェリー。フランスに来る度に1ユーロのクロワッサンのおいしさに感動する。この美味しさはここでしか味わえないなと感じる。

 

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このflanというカスタードを固めたようなタルトもフランスに来ると必ず食べる。似た味のものは日本にもあるけど本場で食べるものとはやっぱり何か違う。
こちらでも店によって当たり外れはあるけど、美味しいflanに巡り会えるとああフランスに来たなぁと感じる。

 

 

 

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今回のレジデンスの受け入れ先であるLa Ferme de Couventは昔修道士が牛舎として使っていた古い建物を使用した町のアートセンター。エッフェル塔と同じ建築家が手掛けた建物なんだよとスタッフが教えてくれた。

町の人達の絵画やダンス教室の場として解放されている。

 

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初めて訪れた時も町の子ども達の作品が展示されていた。

 

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壁画を書く予定のエントランスを改めて見る。施設のメインエントランスということで施設の顔となる大事な壁ということを改めて感じ緊張する。

そしてとても完成された落ち着いた素敵な空間なので、そこに私の派手な色味をどこまで介入させていいのだろう、とも少し悩む。

グラフィティーではなく絵画寄りの重みのあるものの方が合うかな、周りの緑と相性のいい色味は何かな。と考えながら施設内のスタッフや講師として働いているアーティスト達に挨拶、持ってきた抹茶のキャンディーを配った。

 

 

 

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市役所近くの教会。町の小さな協会には観光地の絢爛豪華な教会とは違う素朴な魅力がある。

 

 





アパートのご近所さんに近くに大きな池があると教えてもらったのでGoogleMapのオフラインマップを見ながら進む。このオフラインマップ機能は海外でのみ使える機能で、事前にその地域の地図をスマホにダウンロードしておけばオフライン時でもその地図内で自分の位置情報が表示されるのでとても便利で滞在中は本当に重宝した。

 

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車道横のロードレーサーやジョガーが行き来する細い道をてくてく歩く。緑豊かだなぁと思いながらさらに緑が多い方へ30分くらい歩いたところでゴルフ場のような広場にでる。

 

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BA99254A-8BDA-47F7-99CF-1AD10E4A34EB入ったところで土に還りかけているウサギの亡骸とペットボトルが並んでいた。

 

 

1C871A07-7263-4325-80DA-32C11D482F0Cゴルフ場の横を進むとやっと大きな池が見えてきた。

 

16CD1734-1659-4D56-98B5-5861866E29F7池の縁を進んでいくと遊園地のような施設に親子連れや小学生の団体が並んでいた。

 

 

DB51BC3A-543A-4FC4-A52E-770E63EBB515057B6199-C924-4723-94A3-110DA17182FE池の周りを歩くとみんなバーベキューやキャンプやピクニックをしていてホリデー感があった。

 

C44F5031-DAF3-40F6-B78D-AFB7C3B7265D池には子連れの白鳥も優雅に浮かんでいた。そして競泳姿の人がガンガン湖を泳いでいた。看板には遊泳禁止と書いてあったけれど。

 

 

遊園地の反対側まで行くとサーカス場の跡地みたいなところを通りポニークラブに入った。

 

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ポニークラブは馬が心なしかグッタリしていた。

 

ポニークラブを出て近くを流れる川まで行くことに。

 

 

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マルヌ川  la rivière de la Marne

フランスのパリ東部から南東部を流れる川でセーヌ川の支流、全長約514kmの川。

 

 

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橋を渡り川岸へ降りられそうだったので降りると釣りをしている人がパラパラ。

 

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川は近くで見ると緑色で正直綺麗ではなくて少し残念。でも川沿いの景色や雰囲気は綺麗で穏やかだった。

 

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ゴッホの絵のような糸杉。

 

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春と夏の間の爽やかな日差しの中でトルシーの町の緑はとても輝いて見えた。

 

 

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フランス滞在制作② Torcy到着

2017.12.04

現地時間の5月25日、2時間遅れでシャルルドゴール空港に到着。

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すると到着ゲート前でレジデンス受入れ先のスタッフの方々が待ってくれていて無事合流し、空港から車で20分ほどのトルシー市へ。パリへも近いけれどとても静かで小さな町。

 

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滞在中提供して頂いたアパートはおとぎ話にでてくるような可愛らしい外見で中もとても素敵で、冷蔵庫には私のためにフランスで売られている醤油、豆腐、日本茶などが揃ってあり、ベッドスペースには畳が敷かれていました!アパートの中のものは全て自由に使っていいと言われました。何て素晴らしい環境なのだろうと思いました。

 

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滞在中この近辺では私がたった一人の日本人で日本語を話せる関係者も到着後しばらく来ない状況で、英語が話せない現地の方とは仏英通訳のスタッフさんが間に入ってくださりレジデンスのスケジュールなどの打ち合わせを行いました。

レジデンス開始までに英会話がよりスムーズにできるように準備はしてきたけれどやはりなかなか上手く聞き取れなくて申し訳なく感じました。それでも初対面のスタッフさん達は私に合わせてゆっくり丁寧に話してくださいました。

個人旅行ならまだしも資金を出してもらい招聘された身なので、どう立ち振る舞うべきかというプレッシャーはフランス到着時から常にありました。

とりあえずゆっくり環境になれよう、上手く喋れないからと臆せずどんどん英語もフランス語も笑顔で話していこうと思いました。

 

01A19078-1403-4D2E-BE28-BD6244280E6D到着初日は近くのカルフールへ連れて行ってもらい取り急ぎ必要な日用品を調達してから畳のベッドスペースでゆっくり就寝。

 

7330AD98-450F-4B65-B5DC-F348AD80AAD3成田空港でお土産用に購入した鳥獣戯画や宇田川国芳の手ぬぐいをスタッフさん達に渡すととても喜んでもらえた。今回他にも抹茶のお菓子など沢山お土産を持って行ったけどこの手ぬぐい達が1番好評でした。

 

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