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台湾でのグループ展に参加します

2018.05.05

5/13から6/3まで台中で開催される日本と台湾のアーティストによる展覧会に作品約10点を出展いたします。レセプションには藤本も参加し、会期中は出展作家による公開制作イベントも行われます。

 


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『2018文化風格 臺日美術交流展』

5/12 Sat 〜6/3 Sun 9:00〜17:30(週一休館)

展出者:蔡獻友、郭哲宇、林順發、謝其昌、陳秋貴、梅村誠、桑幡紀行、松井明、藤本絢子

臺中市港區藝術中心 (TAICHUNG CITY SEAPORT ART CENTER) 展覧室C

43648臺中市清水區忠貞路21號
tel. 04-2627-4568
http://www.tcsac.gov.tw

開幕式(reception):5/12 Sat AM10:00〜

 

 

壁画を描いた陸前高田へ

2018.04.15

2012年に仮設店舗の壁画を滞在制作した岩手県陸前高田市のカフェレストランBricks.808が遂に本設に新装開店したので先月遊びに行ってきました。

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新築リニューアルオープンしたBricks.808。津波で全て流された町の中心地を数年かけて嵩上げした新しいエリアに移転しました。

 


7DE9488F-2649-40F9-9B6B-5D7D332C0385本設が建てられ役目を終えた仮設の壁画も廃棄されるはずでしたが、店長の亮さんがわざわざコンテナを解体して本設の横まで持ってきて残してくれました (手間や費用すごくかかるのに!)

 

515005A5-BA5B-416D-B8F1-C086A9AE5FBF壁画コンテナの前で店長の亮さんと。

Bricks.808は2008年にオープン後2011年に津波に流されました。翌年コンテナを使った仮設店舗で営業再開する時、現地に移住し復興活動に携わっていた友達が私とお店を繋いでくれて画材だけ持って陸前高田へ向かい、約三週間滞在して色々な人達と交流しながら壁画を描きました。

 

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壁画制作前のコンテナ。塗装をグラインダーで全て削ってからのスタート。

 

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制作中津波注意報が出て絵具を置いたまま避難したこともありました。(幸い津波は来ませんでした)

 

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今より技術も経験もない中、全て流されて鮮やかな色彩がなくなった場所に少しでも彩りを足すことができれば、それで数人だけでも喜んでもらえたら、と必死に描いていたのでその後6年間も綺麗に残してもらえるなんて想像していませんでした。

 

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新しいお店はとてもお洒落で相変わらず料理もおいしくて、これからも町の人に愛されるお店となっていくと思います。

 

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亮さんのこだわりが詰まった店内。

 

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夏には七夕祭を見ながらバーベキューができそうなウッドテラス。

 

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二階も広々。

 

 

 

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久々の特製パスタが相変わらず美味しかった。

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近くの広田湾で採れた牡蠣も悶絶するほど美味しかった。

 

 

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新装開店祝いを贈呈する様子。

 

震災から7年越しのリスタート。次遊びに行くのが楽しみです。

 

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町のシンボル 奇跡の一本松。

 

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マリンバと美術のコラボレーションコンサートに参加します

2018.04.05

  1. 世界的なマリンバ奏者吉岡孝悦が様々な美術家の作品から曲を作り演奏するコラボレーションコンサートに参加いたします。作品イメージが投影される中披露される新しいスタイルのコンサートを是非お楽しみください。ホール内では参加アーティストの作品を展示、無料鑑賞できます。アーティストも全日来場する予定です。

 

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「吉岡孝悦プロデュース〈展覧会のマリンバ〉」

日時:4月28日(土)4月29日(日)4月30日(月・祝)

・展示会:11:00〜15:00 入場無料
※客席準備のため15:00〜15:30まで会場を閉鎖します

・コラボレーションコンサート
(入場料 前売:3,000円 当日:3,500円)
開場:15:30
開演:16:00

・交流会:18:00 参加無料(ドリンク・菓子付)

会場:絵本塾ホール(東京都新宿区若葉1-22-16 ASTYビル地階)
ウェブサイト http://ehonjuku-hall.com

会場へのアクセス:各線四ツ谷駅から徒歩12分

 

※コンサートチケットの予約は下記電話またはinfo@fujimotoayako.comへメールにて氏名、来場日、チケット枚数をご連絡ください。

お問い合わせ:スーパーマリンバプロジェクト 090-2768-6386

そごう横浜店でのグループ展に出展します

2018.03.09

3月27日から4月2日までそごう横浜店美術画廊にて開催されるグループ展「アートワンダーランド横浜」に出展いたします。

昨年に引き続き横浜に縁ある女性作家達の様々なジャンルの作品が一堂に会します。藤本はそごう大宮店での個展に出展した作品の一部を出展予定です。是非ご来場ください。

 

EAABD883-EECD-4BED-BCF9-AEC4A6556A21出展作品: Cherry  Blossoms  キャンバスに油彩  45×53cm  2012年

 

『アートワンダーランド横浜』

2018年3月27日(火) – 4月2日(月)

そごう横浜店 6階美術画廊

午前10時〜午後8時 ※最終日は午後4時まで

出展作家: いわかわあき、大島梢、常信明子、藤本絢子、宮木沙知子

住所:  神奈川県横浜市西区高島2-18-1

アクセス:【電車でのご来店】横浜駅東口よりポルタ地下街中央通路を直進して徒歩3分

ウェブサイト:  https://www.sogo-seibu.jp/yokohama/?tenpo_id=511

 

 

 

そごう大宮個展終了しました。

2018.03.09

3月6日をもちましてそごう大宮店での藤本絢子展 -inner confiture- 終了いたしました。

 

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規模や責任が大きくなるほど、“作品”を“商品”にすることの難しさと切なさ、そしてそれとは真逆のこの上ない喜びに翻弄されます。

どうすればもっと多くの人に届くのか、何を改善すればいいのか、何がよくて何がよくなかったのか。これを生業にする限りずっと考え続けるのだと思います。

 

そんな中でも最近は「自分が一番好きだと思える作品を作る」ことに集中するようにしたら少し楽になれた気がします。そして改めて “作品を観てもらうことの喜び” や “作品を通じて他者と通じることができる喜び” を、この個展では強く感じることができました。

 

忙しい中予定を工面してはるばる足を運んでくださった方々、そして私の作品に価値を見出しご購入くださった方々、本当にありがとうございました。

遠くから応援してくださった方々もありがとうございました。
ご尽力頂いた関係者の方々にも心から感謝いたします。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

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そごう大宮店にて個展を開催

2018.02.02

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2月28日から3月6日までそごう大宮店  7階美術画廊で個展を開催いたします。

関東初展示となる抽象画シリーズ “inner confiture” 全23点を一堂に並べるのに加え、フランスで滞在制作をしたアクリル画や代表作である紅白椿の新作など大小30余点を展示いたします。是非ご高覧ください。

 

藤本絢子展 -inner confiture-  インナーコンフィチュール

2018年2月28日(水) – 3月6日(火)
そごう大宮店 7階美術画廊
午前10時~午後8時 ※最終日は午後5時閉場

入場無料

そごう大宮店:埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-6-2
アクセス:JR大宮駅西口出口から徒歩約3分

そごう大宮ウェブサイトhttps://www.sogo-seibu.jp/omiya/

 

作家在廊予定日時 ※途中席を外している場合があります、ご了承ください

・2/28(水)  13時頃から20時頃まで

・3/2(金)、3/3(土)、3/4(日)  12時頃から20時頃まで

・3/6(火)  13時頃から17時まで

 

 

出展作品

1DC0DD49-3549-42A3-A50B-40BF51BDEBBA「inner confiture#3」キャンバスに油彩 27×27cm 2017

 

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「inner confiture#5」キャンバスに油彩 27×27cm 2017

 

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「inner confiture#8」キャンバスに油彩 27×27cm 2017

 

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「inner confiture#11」キャンバスに油彩 27×27cm 2017

 

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「トルシーのアトリエからの夕焼け」キャンバスにアクリル絵具  65×86cm  2017

 

 

68B1ED83-5D91-4A7B-B461-2E6373EDDB5C「花曇り」キャンバスに油彩  80×100cm 2009

 

問い合わせ先:そごう大宮 美術画廊 048 -657-7179

 

 

フランス滞在制作20 お別れと帰国

2018.01.06


壁画完成披露パーティーの翌日アパートのご近所さんと一緒に近くの町のマルシェに連れて行ってもらった。

 

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ノワジエルのマルシェよりも規模が大きく売っている品物の種類も多様で楽しかった。

 

 

3460EDFE-4CDB-4A25-B29E-309B91F02C48みんなで休憩。

 

 

 

DEA77AF3-BFFA-4490-AA78-ADA763F6728DAA465EC0-D3BD-4E1D-B1A0-639B073D4965ブーランジェリーのスイーツ。この眺めも見納めかと思うと寂しい。

 

 

マルシェからアパートに帰るとみんなでランチを食べた。明日は1日ジヴェルニーへ連れて行ってもらうのでアパートのご近所さんとゆっくり顔を合わせるのはこれが最後かもしれないと思うと寂しくなるのであまりしみじみ考えないよう笑顔でいた。

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昼食後はアートセンターへ行き壁画のコーティング剤の塗装作業や帰国するまでに済まさないといけない諸々の作業を行い夜遅くに帰宅。それでもまだ終わっていない作業もあり心が落ち着かないまま翌日早朝から壁画の撮影も行いその後ジヴェルニーへ向かった。

 

観光している間は気持ちを切り替え十分に楽しみ、夕方頃トルシーに帰ってからセンターに展示していた作品を搬出し帰宅。その作品を飛行機で持ち帰れるようしっかり梱包し他の荷物もパッキングして残っていた事務作業を全て終わらせた時にはすっかり朝になっていた。お昼に空港へ出発するまで必死にアトリエとアパートを掃除する。

 

 

 

43892409-FEDC-4205-8707-3D9DF5951576お世話になった人達への手紙も時間ギリギリまで書いた。用意したプレゼントと一緒に渡してもらうようヴァンサンに頼み預けた。

 

荷物をまとめてアートセンターへ向かう直前に中庭でチェリーに会うことができた。チェリーにお礼の手紙とプレゼントを渡すといつでもここに戻っておいでと言ってくれた。

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空港へ向かう前アートセンターに立ち寄り会うことができたスタッフのみんなにお別れを言う。あなたはとても頑張ったわと言ってもらえ危うく泣きそうになったが堪え、またトルシーに来たいですと伝えた。

 

その後荷物を車に積み込みシャルルドゴール空港へ出発。持ち帰る作品や備品が多くて重量オーバーギリギリだったが何とか無事搭乗できた。フランスを出発して17時間後無事日本に到着。2ヶ月間の滞在制作が無事終了した。

 

5840646C-20A0-4663-B545-E1B691D5DDEB習字風の漢字は最後に「風」と書いて渡した。全てトルシーの町から連想した漢字だった。

 

出発前の準備で疲弊して不安を抱えたままトルシーに来たら待っていたのは優しく親切な人達と美しい景色で、毎日が映画の中にいるような光景できっと日本に帰ったら今この瞬間のことも全て夢の中のことだったように感じるんだろうなと思っていた。

それでも今まで培った経験と能力を試されるような日々の中で自分の限界と可能性両方を感じて容赦無く揺さぶられることも多かった。とにかく誠実にいることだけで精一杯だった。そして“YOLO” (You only live once) という言葉をしみじみ噛み締めた。

人生は一度きり。僅か2ヶ月の間でも海外での滞在制作という夢を実現した人生でよかったと思うし、この2017年の夏の経験は一生モノだと思った。

 

D87EF99A-74FB-46C8-9E3A-EF7E12A18564フランス出発前に壁画制作した大阪お初天神の旅行安全のお守り、滞在中肌身離さず持っていた。帰国する時にヴァンサンにあなたが旅行へ行く時に持っていてくださいと言って渡したらとても喜んでくれた。

 

滞在制作については現地のテレビや新聞にも取り上げてもらえた。
ニュース番組 “7’Actu” 2017年7月5日放送オンエア内容のyoutube版(インタビュー部分は3分6秒から4分46秒まで)

 

ご厚意によりインタビューVTRのボイスレスバージョン(映像とBGMのみ)も作成して頂いた。

 

 

 
情報誌”Parisian” 2017年7月5日号※画像はウェブ版より

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広報誌“La Gazette de Torcy” 2017年夏 242号

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新聞”La Marne” 2017年7月12日号

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帰国後は疲れからしばらく寝込んでいたが落ち着いてから1番お世話になったヴァンサンに彼が好きそうな日本趣味の物を、アパートの皆さんとアートセンターのみんなにもお菓子と手紙を送った。807091FA-A55A-4AD9-AC4F-41A6E46EEC3E

無事届くか心配だったがヴァンサン達から素敵なプレゼントをありがとう、またフランスか日本で会いましょうというメールが来て嬉しかった。

 

またみんなに会いたいし、それまでにもっと作家としても人としても成長できているよう頑張りたい。

 

 

 

 

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フランス滞在制作18 壁画完成披露パーティー

2018.01.05

徹夜でアトリエでの作品仕上げを済ませ作品をアートセンターへ運ぶ。このアトリエでの制作も今日で最後だと思うとあっという間だったなと感慨深くなる。

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センターのイーゼルやパネルを借りて即興の展示台を作り作品を陳列していく。何とか展示として形になり、急いでオープニングスピーチの原稿を考えて浴衣に着替え身支度を整えてセンターへ向かう。

 

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パーティーは同じセンター内で学生達が日本の漫画イベントもやっていたこともありたくさんの方が来てくださった。

 

 

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アパートのご近所さん達やジュリー、通っていたブーランジェリーの店員さんなどトルシーで知り合った方々、そしてお忙しい中市長も来てくださり滞在制作の成果を観て頂いた。

 

 

BF902107-14A1-4480-B7BC-9F1920BDC9B4 C70EDA30-7956-4620-8FC4-860DAD088D0C赤ちゃんのポートフォリオ。展示スペースに本人も観に来てくれて不思議そうに眺めたり触ったりしていた。

 

 

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壁画の水彩画に銅版画作品、アトリエから見た夕焼けの作品と池で見つけた鳩の亡骸の作品も展示。市長さんは夕焼けの作品をとても気に入ってくださった。鳩の作品も有り難いことに現地の方が購入してくださった。

 

オープニングスピーチでは私が英語で話してからシャドが仏訳してくれたが、途中で込み上げてきて私が涙声になると皆さん暖かく笑ってくださって救われた。

 

色々上手くできなかったことや申し訳なく感じたこともあったけど、こうして形にできてトルシーで関わった人達に見てもらい認めてもらえて、やっと報われた気持ちになれた。

 

 

 

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フランス滞在制作17 壁画完成と独立記念日

2018.01.04

七夕のワークショップが終わるとすぐに切り替え壁画制作を再開した。

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ここからは全体の色のバランスや動物のシルエットの微調整。一箇所に手を加えると別の箇所のバランスも変わりそこも手を加えてまた全体のバランスを見るの繰り返しで終わりがなかなか見えない。

 


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壁画完成披露パーティーを7月15日の夕方から行うことが決まり、ヴァンサンが案内状を作ってくれた。

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壁画だけでなくアトリエ制作の作品や銅版画も室内に展示して公開したいと私が提案し快諾してもらえた。なのでアトリエ作品もこの日までに仕上げて夕方までにセンター内に陳列しないといけない。

 

七夕前から天候も不安定になり雨が降って作業中断、晴れすぎて日光が強烈で作業が散漫になる日が続く。もう一息で完成なのにもどかしい。

 

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1516C64A-C18D-49B0-B5CD-99761DEA33D1日没後もしばらく粘るようになり片付けを終えて帰宅する頃にはすっかり暗くなっている。静かな夜のアートセンター。

 

 

04FFAF91-0B8D-4A02-B740-2973E2D518AA帰宅後はその日の壁画写真をパソコン上で客観的に見て全体のバランスを見て色を加えてシミュレートする。

 

 

8FB4CB1F-16A7-4C2F-AE7F-04D99E5D4B50完成披露の2日前。制作し続けていると客観的に見れなくなってくるので翌日確認して気になる所が出て来なければ完成とすることに。完成してからも紫外線を和らげるコーティング剤を全体に二度塗りする作業が残っている。

 

 

 

532653FA-66F9-4AAE-9340-FB3D77C7C2A9帰り道のバス停のポスター。7月13日のフランス独立記念日前夜にはトルシーでも花火が上がるとのこと。帰宅後22時すぎから花火の音が聞こえ始めたのでどうにか少しでも花火が見たくて1人アパートを出るもどこへ行けばいいのか分からずウロウロ歩いていると、近くの見晴らしのいい所に人が集まり色々な箇所から上がる花火を眺めていた。

 

 

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4A1BE765-33B2-493E-AEA0-37EC623481DD近くの町で上がっている花火が丘の上から小さく見える。しばらく見ていると近くから花火の音がし始めたのでそちらの方へ歩く。

 

95CA914B-5C5A-4803-8A74-01746DC61530近所のペタンク広場にも人が集まっていたので行ってみるとトルシー内の公園から上がっている花火も見ることができた。夜に1人で出歩くことはなかったので少しドキドキしたが帰国前の思い出になった。

 

 

 

翌朝壁画を確認しに行く。結局夕方頃まで細部に手を入れもうこれまでだと思ったところで壁画右下にサインと日付をいれる。

 

P1010963a漢字と英語両方でサインを入れたのはヴァンサンのリクエスト。ちょうど独立記念日が完成日になった。

 

 

 

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壁画完成。本当はコーティング剤の塗装も終えたかったがひとまず明日のパーティーを済ませて落ち着いてから塗ることにした。これからアトリエ作品の仕上げを徹夜でする予定だったので達成感を感じる余裕はまだなかった。

 

とにかく明日を成功させなければ。

 

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フランス滞在制作⑩ 壁画制作

2017.12.23

6月半ば、ようやく待ちに待った下地材が届き壁画制作スタート。用意してもらった足場を左右に動かしながらまず全体に塗装する。

 

 

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下地材を1日乾かしてベースカラーを全体に置く。色を置くとようやく自分の作品をここに描くんだと実感が湧いた。

 

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1年振りのヘルメット命綱スタイル。綾川町で壁画を描いていた時はまさか1年後フランスの空の下で同じようなスタイルで描くことになるとは夢にも思ってなかった。

涼しい部屋でスケッチしているより33℃の晴天の中で重くて仰々しいハーネスつけながら足場を這い回っている方が心が清々しく感じた。

 
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1082DD0E-9237-43FE-92B1-147BAA5A9FA8幸いにも制作開始してからしばらくは雨も降らず朝から日が暮れる21時頃まで順調に制作を進められた。

 

 

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夜アパートに帰るとチェリーがわざわざピザを焼いてお腹空いた時に食べなさいと持ってきてくれた。優しさが沁みる。

 

 

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1日の作業の終わりに全体の写真を撮り、夜帰宅後にパソコン上で下絵と比較して明日はどこをどのように描き進めるかを決めてから寝るので常に壁画のことを考えていた。

 

 

 
アパートとアートセンターの道には昔のお城を使った家がある。今住んでいる人も画家らしい。

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FAD3F81E-0912-4056-89AE-B08E3DE495C91日の制作を終えて家へ帰る時この円い姿が見えるとホッとする。薔薇の抜き型の門も素敵。

 

 

 

828A5778-839F-4DB8-961A-20C23F095F3A壁画制作5日目。通りかかる人達が Super!  C’est bon.  magnifique.など嬉しい言葉をかけてくれて私の作風もこちらの人達に受け入れてもらえているのかな、と安心した。まだまだここから。

 

 

 

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FA38D27A-B5CF-4B38-BB02-DC3A2FBF0718 A06AD804-D8B2-4CB4-A170-A196FE364A6F寒色と暖色のバランスが難しく描いては足場から降りて遠くまで離れて様子を見てまた足場を登るという動きを繰り返す。

 

 

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作業中は背中までぐるりと囲む重量のあるハーネスとヘルメットを装着していて少し移動するごとにカラビナを足場に付け替えて昇り降りするので、暑い日差しの中ではかなり体力を消耗する。

 

 

制作開始から1週間後遂に雨が降り次の日の朝も雨が止まず制作できなかった。アトリエでの作品制作など代わりにやるべき作業はたくさんあるのでそれをすればいいだけなのだけど、それでも気持ちが焦ってしまう。
作業が出来る日数のうちあとどれだけ雨が降るのか考えると不安になる。

 

 

 
疲れもだいぶ蓄積してきている。フランスに来てから日本食もお米も全く恋しくはならないがアパートはシャワーだけなので湯船だけが恋しくなる。

帰国したらゆっくり湯船に浸かりたい。

 

 

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名前がよく分からないけど美味しそうだったハード系とflanとcitronケーキを買った。合計8ユーロ。

 

 

 



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制作の合間に英文の提出書類や資料を作ったりするので現地でのやり取りで精一杯でSNSやブログを書く余裕はなかった。今までのアーティストとしての経験とコミュニケーション能力の総決算な毎日で、自分の限界と可能性、両方を感じて容赦無く揺さぶられる。

 

 

 

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描いては色を重ねてを繰り返しイメージへ近づけていく。壁画の川から空へ変わる部分のマチエールが我ながら夢みたいに美しいなと思った。

 

 

2E1509AB-18B4-4D9C-AC12-96D9ADDF93CE日没前、壁画左端の白鳥と飛行機雲。
トルシーの空は常に飛行機雲が白糸を引いている。

 

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壁画完成披露の予定日がどんどん近づいてくる。頭の中のイメージにはまだ少し遠い。もっと粘れる、もっと良くできる。

 

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